9月

旬の甘鯛とシイラで手軽におうちごはんを作りませんか?
美味しく簡単に食べるお魚レシピをご紹介。
若狭を代表する夏の魚で、正式名はアカアマダイと言います。若狭湾で獲れるものを主に若狭ぐじと呼び、延縄漁や釣りで漁獲され、鮮度、姿形、サイズなどにおいて一定の基準を満たしたもののみに与えられる称号です。京都の料亭などに提供されることが多く、京料理の高級食材として珍重されています。淡白な白身はさっぱりと上品な甘みが特徴で、タンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富です。蒸し物、揚げ物、椀物などの他、西京漬けや粕漬けにしても美味しくいただけます。
夏から秋にかけ多く見られる魚で、福井では最近漁獲高が伸びています。体長は大きいもので2mにも達するそうです。背は群青色、腹は黄色がかった銀白色で、成魚のオスの額は角張り、メスは丸みを帯びています。主に定置網漁で獲られ、上層部を泳いでいるためルアーフィッシングの対象としても人気を集めています。産卵期である7~8月にかけて特に身の味がよくなり、やや水分は多めですがクセがないため、刺身、塩焼き、煮付けなどの他、フライやムニエルにも最適です。
